鈴木みのる

DDT

“プロレス王・鈴木みのる、DDTマットを制圧――UNIVERSAL王座防衛とその支配力の理由”

プロレス界において「制圧」という言葉が似合うレスラーは多くない。その数少ない一人が、鈴木みのる だ。修斗を起点とした格闘技のバックボーン、新日本プロレスやパンクラスでの実績、そしてインディーからメジャーまでを股にかけて存在感を示してきた男。そのキャリアの集大成のひとつが、いま DDTプロレスリング で展開されている“王座支配”である。2025年9月、鈴木は DDT UNIVERSAL王座をV5防衛。その圧倒的な存在感と支配力で「マットを制圧している」と評されている。若手や中堅が次々と挑戦を表明する中、鈴木は試合内容、マイク、心理戦をも含めてDDTの中心に立ち続ける。なぜ50代半ばの彼が、いまなお“制圧者”として輝けるのか。本記事では、その理由を徹底分析し、DDTマットでの位置づけと未来の展望を探っていく。