【徹底解説】MIRAI vs 稲葉ともか(JTO)2025年11月新宿FACE対決!背景・戦績・技比較まとめ

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2025年11月29日、女子プロレス界注目の一戦が実現します。
Dream Star Fighting Marigoldを退団し、フリーとして再出発するMIRAI選手が、JTO(Just Tap Out)の次世代エース・稲葉ともか選手とシングルマッチで激突!
デビュー時期が近く、同じく2019年組の2人は、若手時代に同じ育成環境を共有していた“同期”的な関係でもあります。
今回のカードは、女子プロレス界の新旧勢力が交わる象徴的な試合といえるでしょう。
この記事では、両選手のプロフィール、戦績データ、技の傾向、そして対戦が持つ意味を徹底的に解説します。


MIRAI選手とは?そのキャリアと実績

MIRAI(本名:伊藤充礼)選手は1999年12月3日生まれ、岩手県出身の女子プロレスラー。身長163cm・体重60kg。2019年にデビュー後、スターダムで頭角を現し、「シンデレラ・トーナメント2022」「同2023」を連覇した実力派です。

その後は新団体「Dream Star Fighting Marigold(マリーゴールド)」へ移籍し、王座戦線を牽引。2025年10月の最終試合では勝利で締めくくり、同団体を退団しました。
本人のSNSでは「新しいプロレス人生を歩み出します」と宣言しており、フリーとしての再出発の第一歩が、今回のJTOマットでの稲葉ともか戦になります。

MIRAI選手のスタイルは、フィジカルの強さと重いラリアットを軸にしたパワーファイト。
得意技は「ミラマーレ」「ミラマーレショック」。
トップ選手に引けを取らない迫力と安定感で、スターダム時代から女子プロレス界の中心を担ってきました。


稲葉ともか選手とは?JTOを背負う次世代エース

稲葉ともか選手は2002年7月24日生まれ、愛知県豊川市出身。身長154cm・体重54kg。2019年7月にJTO後楽園大会でデビューし、以来団体の女子部門「JTO GIRLS」の中心として活動しています。

タイトル実績も豊富で、「QUEEN of JTO」王座を通算4度獲得(歴代最多)。
さらにタッグ部門「JTO GIRLSタッグ王座」初代王者でもあり、まさに“JTO女子部の顔”と呼ぶにふさわしい存在です。

スタイルは空手をベースにした蹴り技中心の技巧派ファイト。
得意技は「一撃必殺ともか蹴り」「稲葉落とし」「ともか絞め」「ともか刀」など、個性的でキャッチーなネーミングが特徴。
2025年夏には「JTOを私が大きくしていく」と宣言しており、団体の象徴としての自覚を強く見せています。


二人の関係性とストーリー

MIRAI選手と稲葉ともか選手は、実は育成期に同じ道場(旧Kaientai Dojo系のトレーニング環境)で基礎を学んだ“育成同期”とも言われています。
それぞれ異なる団体でキャリアを積み、トップ・中核として成長。
今回の対戦は、かつて同じルーツを持つ2人が異なる立場で再会する「再会の物語」です。

海外メディア『Monthly Puroresu』でも、MIRAI選手のJTO参戦を報じ、

“After the main event ended, MIRAI came to the ring to challenge Tomoka, reminding both of their shared past…”
と伝えられています。

つまり、この試合は「育成同期の再会戦」であると同時に、
“女子プロレス界の現在と未来”を象徴するカードでもあるのです。


技・スタイル徹底比較

項目稲葉ともかMIRAI
身長・体重154cm/54kg163cm/60kg
出身団体JTO(Just Tap Out)スターダム→マリーゴールド
スタイル空手ベース・蹴り技主体パワーファイト・ラリアット
得意技ともか蹴り/稲葉落とし/ともか絞めミラマーレ/ラリアット/ミラマーレショック
攻撃特性スピード・テクニック・精密さフィジカル・重圧・一撃必殺
戦略面多彩な技と受けの強さ攻めの継続力と耐久性

この2人のスタイルは正反対。
スピード×テクニックの稲葉 vs パワー×安定感のMIRAI。
まさに「技巧 vs 豪腕」「未来 vs 実績」の構図が期待されます。


戦績と実績の比較

稲葉ともか

  • 総試合数:約360戦(WrestlingDataより)
  • 通算4度のQUEEN of JTO王座戴冠
  • 2025年時点で団体内女子戦線の最多勝者とされる
  • 得意の蹴り技を中心に、軽量ながら手数とスピードで試合を支配するタイプ

MIRAI

  • スターダム在籍時に主要王座3冠(ワンダー・オブ・スターダム、ゴッデス、アーティスト)
  • 「シンデレラ・トーナメント」2連覇(2022・2023)
  • 2025年10月のマリーゴールド最終戦で勝利退団
  • 勝率は公式未発表だが、主要団体所属時の安定感・タイトル獲得率から上位クラスであることは確実

両者とも2019年デビューでキャリアはほぼ同年数。
稲葉は「団体の顔」として、MIRAIは「実績者」として、それぞれの道を極めてきました。


試合の見どころと注目ポイント

  1. MIRAIの“再出発第一戦”
     退団後初の試合ということで、どんなコンディション・新技を持ち込むかに注目です。
  2. 稲葉の“団体防衛戦”のような意味合い
     「JTOを背負う」発言通り、実績者を迎え撃つことでエースとしての力量が試されます。
  3. 技のぶつかり合い
     MIRAIのパワーラリアットに、稲葉の高速蹴りがどう対応するか。スピード vs パワーの構図が最大の見どころ。
  4. 女子プロレス界の“世代交差”
     トップ団体の実力者と、インディーから這い上がった若手エース。日本女子プロレスの“横の広がり”を感じさせるカードです。

まとめ

2025年11月29日のJTO新宿FACE大会「MIRAI vs 稲葉ともか」は、女子プロレス界にとって大きな意味を持つ試合です。
MIRAIにとってはフリー転向後の新たな第一歩。
稲葉にとっては、自団体の威信を守る決意の試合。

両者のバックグラウンドやファイトスタイル、そしてファンの期待値を考えると、この試合は“女子プロレスの未来を占う一戦”と言っても過言ではありません。
結果はもちろん、内容そのものが次の時代の指標になることでしょう。

観戦・配信の詳細はJTO公式サイトおよびSNSで随時更新されます。
2025年冬、女子プロレスの歴史がまた1ページ動く瞬間を見逃さないでください。

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