2025年10月11日、プロレスファン注目の「WRESTLE ODYSSEY 両国国技館大会」で行われたGHCジュニアヘビー級選手権試合。王者・高橋ヒロムと挑戦者・Eitaの一戦は、団体の垣根を越えた究極のジュニア対決として話題を集めました。
結果は16分29秒、ヒロムが雪崩式TIME BOMB IIからのエビ固めで勝利し、第59代王者として2度目の防衛に成功。Eitaの執念とヒロムの受け、そして会場を包んだ緊張感が完璧に交錯した“ジュニアの名勝負”として、ファンの記憶に刻まれました。
本記事では、試合結果の詳細からリプレイで見える技の攻防、SNSでのファンの反応、今後のGHCジュニア戦線の行方までを徹底的に掘り下げます。
試合結果と大会概要
2025年10月11日(土)、東京・両国国技館で開催された「LINEヤフー PRESENTS WRESTLE ODYSSEY」。
セミファイナルで魅せた、GHCジュニアヘビー級選手権試合「王者・高橋ヒロム vs 挑戦者・Eita」。
結果は、
- 勝者:高橋ヒロム
- 試合時間:16分29秒
- 決まり手:雪崩式TIME BOMB II → エビ固め
- 結果:ヒロムが2度目の防衛に成功
試合は序盤からEitaがプライドを持った技の数々を放つ展開。インペリアル・ウノ、トラウマ、サラマンダーと怒涛の攻めでヒロムの動きを封じましたが、ヒロムは受け切りながら反撃のチャンスを狙い続けました。終盤にEitaがトップロープからの攻撃をしようとしたところを切り返し、雪崩式TIME BOMB IIが炸裂。観衆3,617人が総立ちとなり、王者の意地を見せつける完勝劇となりました。
リプレイで見る技と攻防の見どころ
Eitaの戦略的ペースコントロール
Eitaは序盤からヒロムの腕を集中的に攻め、じわじわと体力を削る戦略を展開。グラウンドの攻防で見せた滑らかな移行技や、スリーパー・ホールドの入り方はまさに技巧派の真骨頂。中盤ではバックスライディング・エルボーからの一連の流れで完全に試合を掌握しました。
ヒロムの爆発力とリカバリー能力
一方のヒロムは「受けの美学」を体現。攻め込まれながらも反撃のタイミングを逃さず、得意のデスバレー・ボム、ラリアットで一気に流れを引き戻しました。特に終盤、コーナーから放った雪崩式TIME BOMB IIは圧巻。Eitaの抵抗を振り切って叩きつけた瞬間、両国の空気が一変。王者としての圧倒的な存在感を示しました。
ファンの反応とSNSの熱狂
試合後、X(旧Twitter)では「#高橋ヒロム」「#Eita」「#GHCジュニア」がトレンド入り。
ファンのコメントには、
- 「技の切り返し合いが神レベル」
- 「団体の垣根を超えた名勝負」
- 「ヒロムのTIME BOMB II、美しすぎた!」
といった絶賛の声が多数寄せられました。
また、Eitaの試合後コメント「このままじゃ終われねぇ」も話題となり、再戦を望む声が急増。プロレスファンの間では「次はNOAHのリングでリマッチを!」という期待感が高まっています。
ヒロムの「王者じゃなくてもNOAHジュニアの顔である」という発言もファンの胸を打ち、両選手が作り上げた“魂の物語”が強く共感を呼びました。
今後のGHCジュニア戦線を徹底予想
ヒロムがEitaを退けたことで、GHCジュニア戦線は新たな局面を迎えました。
次なる挑戦者候補としては、
- まずはリングに上がってきたノンタイトル戦での宮脇純太
- HAYATA(正統派テクニシャン)
- そしてEitaの再挑戦
が有力とされています。
Eitaは試合後、「まだ終わりじゃねぇ」と発言しており、年末の大田区大会や横浜武道館での再戦の可能性も浮上中。
ヒロム自身も「GHCジュニアを世界最高のベルトにする」と宣言しており、NOAHと新日本のクロスオーバー戦線がさらに加速することは間違いありません。
この試合は、ジュニアヘビーの未来を切り開く重要な一戦として、今後も語り継がれるでしょう。
まとめ
高橋ヒロム vs Eita のGHCジュニア両国決戦は、まさに「ジュニアの極み」。
技の精度、受けの強さ、そして両者の意地のぶつかり合いが詰まった一戦でした。
ヒロムはこれで2度目の防衛に成功し、王者としてのカリスマ性をさらに強化。Eitaは敗れたものの、再挑戦への火を絶やさない闘志を見せつけました。
ファンの間では、両国での熱戦が“2025年ベストバウト候補”と呼ばれるほど。
今後のGHCジュニア戦線は、間違いなく今年後半のプロレス界を盛り上げる中心軸となるでしょう。



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