■ “さくらら”が遂に頂点へ。2025年ゴッデス・オブ・スターダムを制覇
11月30日、静岡・浜松大会で行われた
「第15回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ優勝決定戦~」。
ここで若きタッグ――
さくらあや & 玖麗さやか(通称:さくらら) がついに歴史的な瞬間を迎えた。
ブルーゴッデス代表決定戦を突破すると、続く優勝決定戦では
“レッドゴッデス代表” 刀羅ナツコ & 琉悪夏 を撃破。
17分25秒、渾身のエビ固めで3カウントを奪い、堂々の優勝となった。
「倒れても倒れても何度でも立ち上がる。スターダムの新しい夜明けを私たちが作ります」
—— さくらあや
「ここから描く景色を、未来を、もっともっと届けたい」
—— 玖麗さやか
試合後に語られたこの言葉が、チームの物語を象徴している。
■ ブルー代表決定戦:覚悟の10分55秒
優勝戦に進むために、さくららがまず突破したのは
HANAKO & メーガン・ベーン という強豪タッグ。
- さくらあやが先陣を切って重戦車メーガンに正面から挑む
- 玖麗さやかはHANAKOとのパワー勝負を避けずにぶつかる
- 終盤、2人の素早い連携から一気に勝負を決める展開へ
10分55秒の激闘を勝ち切り、優勝戦へ駒を進めた。
ここで見せた“勢いだけではない勝負強さ”が、後の結果に直結した。
■ 優勝決定戦:赤い壁を乗り越えた17分25秒
決勝戦の相手は、赤いユニットの重鎮
刀羅ナツコ & 琉悪夏。
序盤から“さくらら”は集中攻撃を受ける展開。
特にナツコのラフ攻撃で体力を削られ、
玖麗さやかが孤立するシーンが多かった。
しかしここで輝いたのが、
さくらあやの粘りと気迫。
- 何度倒れても立ち上がる
- タッチを繋ぐための身体を張った攻防
- 琉悪夏のパワームーブを真っ向から受け切る
終盤、2人のコンビネーションがついに開花。
さくらのカウンターから玖麗の一撃へ、
そして最後は丸め込み――
17分25秒、エビ固めで勝負あり。
観客席から大きな拍手が起こり、
“若き新世代タッグの誕生”を感じさせる瞬間となった。
■ さくららが支持される理由
他のタッグと比べても、さくららには独自の魅力がある。
● ①「立ち上がる力」が物語を作る
とにかく倒れても倒れても立ち上がる。
これはファンがさくららを応援したくなる最大の要素。
● ② 多彩な連携が武器に進化
結成当初はバラバラだった動きが、
試合を重ねるにつれて「さくらあや → 玖麗さやか」への
流れるコンビネーションへ進化。
● ③ “世代交代”の象徴になりつつある
ナツコ・琉悪夏という“スターダムの象徴的タッグ”に勝利した事で、
スターダムの新時代を担う存在として一気に評価が高まった。
■ 今後の展開予想:さくららはどこへ向かう?
ゴッデス優勝はゴールではなく、ここからが本番。
● 王者への挑戦(または防衛戦の可能性)
タッグリーグ優勝=タイトル戦線への本格参入を意味する。
王者に挑むか、新ユニットと組むか――
“スターダムのタッグ図”が大きく動くきっかけになる。
● ● シングル戦線でも存在感アップ
特に玖麗さやかはスピードと身体能力が高く、
白いベルト戦線への進出も十分見えている。
● ● 若手の中心的ユニット化
“さくらら”という名称自体がファンに浸透してきており、
2026年に向けてユニットの軸となる可能性もある。
■ まとめ:さくららの快進撃はここから始まる
11.30浜松大会で見せた姿は、
“若さ” “勢い” だけでは語れない説得力があった。
- 粘り強さ
- 勝負強さ
- タッグとしての完成度
- 観客を惹きつけるストーリー性
すべてが揃い、
2025年のタッグリーグをさくららが制したのは必然だったのかもしれない。
スターダムのタッグ戦線に、
新しいリーダーが誕生した夜だった。


